2010年03月31日

楠桂ナツカシス


いや、別に本人に会ったことがある、とかそーいう話ではありませんが。


更新を楽しみにしている、バンデル星人さんのブログでですね。

 ・昼間に出てもバンデル星人presents"誠のサイキック青年団保存会"
   http://psychicsurvivor.otaden.jp/


「鬼切丸」という、懐かしまんがの紹介をされていたのですよ。

 ・「人」に焦がれる、純血の「鬼」
   http://psychicsurvivor.otaden.jp/e94402.html


で、この話題にひとつ乗らせていただこう、というエントリです。


何がアテクシの琴線に触れたかといいますと。


ウィキペディア兄さんによりますと、この作品の連載期間が、1992年から2001年。

 ・鬼切丸:ウィキペディア
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E5%88%87%E4%B8%B8


で、この作者の人、楠桂さんの前の連載が、「八神くんの家庭の事情」という作品です。

 ・八神くんの家庭の事情:ウィキペディア
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%A5%9E%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%81%AE%E4%BA%8B%E6%83%85


内容は、「異常に若く見える母親とマザコン息子」のお話……と書くと、どこのえろまんがやねん、というかんじですが。

母親に横恋慕する担任教師や、後に、父親に横恋慕する美人OLが登場するのはお約束として。

主人公に惚れる同級生が暴走する耳年増(処女)とか、母親そっくりの後輩(男)とパヤパヤとか。


ドロドロしかねない人間関係を、ギャグで包んで下ネタで爆走。

当時は、OVAアニメにもなった(らしい。見たことないけど)、楠桂の名前を一気にスターダムに押し上げた(あながち大げさでもない表現)、大人気作品だったのです。


……え? ドラマ?

そんなものはしらん。


(八神くんドラマ:ウィキペディアから)

>>上記のあらすじにもあるように原作は「異常に若く見える母親」という点が
>>設定の根幹を占めているが、本作で八神野美を演じたのは当時40過ぎの
>>夏木マリであった。また、「マザコンではない息子と子離れの出来ていない母親」や
>>「実は魔女」といった原作には無い設定を次々と加え、それなのに原作の一部を
>>予告に使うという不可解な演出に原作ファンからの批判が集中。ついには
>>原作者である楠桂が「自分はドラマ版のストーリーには何ら関知していない」と
>>声明を出し、スタッフテロップの「原作:楠桂」という表記が「原案:楠桂」と
>>なる異例の事態となり、視聴率は低迷した。


ヒドい言われ方ニダwww夏木マリにあやまれww


しかし、出演者を見ると、結構豪華なんですよねぇ。ちょっと見てみたい。

>>キャスト [編集]
>>八神裕司 :国分太一
>>八神野美 : 夏木マリ
>>五十里真幸 : 持田真樹
>>四日市先生 : マイケル富岡
>>五十里純一 : 山本淳一 -真幸の兄
>>花代 : 円城寺あや
>>八神陽司 : 角野卓造


父親が角野卓造wwwハリセンボンでリメイクしてくれw

しかし、主人公が国分くんだとは知りませんでした。確実に黒歴史ですな。


で。


こんな人気作品の後、どんな作品が始まるんだろう、とwktkしていた新連載が、「鬼切丸」だったわけです。


(鬼切丸あらすじ:ウィキペディアから)

>>あらすじ
>>鬼の屍から産まれた名前を持たない少年は、鬼切丸と呼ばれる日本刀を携えて
>>鬼を斬り続ける。全ての鬼を斬り殺せば人間になれると信じて…。


ちょwwwマザコンラブコメから鬼ぶった義理漫画w


今回、「w」を多めに使用しております。


しかも、アテクシが唯一記憶にあるエピソードが、とある村の、足の不自由なおねーちゃんの話。

バンデル星人さんのところにも書き込ませていただきましたが、うろ覚えの記憶によると……。


昔、とある村に、足の不自由なおねーちゃんがおりまして。

基本的に、足が不自由なので役立たず。

よって、村からは忌み嫌われて孤立していたんですな。

しかし、とある若者がおねーちゃんと知り合ってぱやぱや。

おねーちゃんにも春が来たか! と思ったら、村に災厄襲来。

原因はおねーちゃんニダ! ということで、足の不自由なおねーちゃんをぬっころしに村人全員大襲来。

唯一の味方である若者が、おねーちゃんをかついで山に逃げるんですが、おねーちゃんを隠したところで見つかって以下略。

生き残ったおねーちゃんは、隠れ場所から出てきて、お亡くなりになった若者のところまでやってきて。


   食う!


食う! 食う! 食った!

そして、愛しい若者を食ったおねーちゃんは、見事鬼になりましたとさ。どっとはらい。


……こんな作品が、サンデー系列の雑誌に連載されていたんですぜ。どんな時代やねん。

そして、鬼になったおねーちゃんがどうなったかといいますと。


   主人公があっさりぶったKILL!


そりゃまぁ、鬼になった後、悪事を繰り返してきたらしいですから、当然の報いといえば当然なのですが。

元々、鬼になった原因をかんがみると、ちょっとは情状酌量の余地とかあるんちゃうの、と思ったのですがそーいうの一切ナッシング。


その、あまりの乾いたエンディングのため、長く記憶に残って現在に至っているわけです。


たぶん、細部どころか、話の筋自体が違っている可能性もありますが。

「異常に若く見える母親に惚れるマザコン息子」というギャグ作品の後に、この始末。

そら、記憶にも残ろう、というものです。


というか、いやもう、「八神くん」とのあまりの落差に、「あぁなんかいろいろあったんやろーなぁ」と、当時思ったことを覚えています。

元々、「妖魔」とか「古祭」とか描いてた人ですからねぇ(「古祭」は八神くんの後だっけ?)

とはいえ、「ぼくの学校は戦場だった」とか「週番規則厳守せよ」みたいな作品もあるので、オールラウンダーな方ではありましたが。

(注:八神くんの最初のほう、主人公と、主人公の母親に横恋慕する担任とが対峙したとき、何故か鎧武者の格好をしていて、あぁ元々はこっちの方が描きたい人なのか、とか思った記憶もありますが)


で。


そんな楠桂の人ですが、アテクシの中では、「大橋薫&真弓の大橋シスターズ」として記憶されています。


なんですかその「大橋薫&真弓の大橋シスターズ」というのは? といいますと。


一本木蛮(ラムのコスプレの人)とか湖東えむ(能村よしを、だっけ?)とか猫乃都(爆風スランプのライブとかにいってほっこりしてる人)とか。もう一人、猫乃ナントカさん、っていなかったっけ?

ながいけん閣下は別枠で。

山本弘と学会会長も、アテクシの中では、「心はいつも15歳」の人だったりしますがそれはさておいて。


そーいうネームとともに、ファンロードから旅立った人たち、という印象があります。


アウシタンじゃなかったのですよねぇ。ローディストでした。ゲゲボツアーとかいきたかったあの頃。


そして、あの頃は、「元ローディストの出世頭」として、おっかけていたりもしてました。

姉がんがれ。大橋薫ちょーがんがれ、とか思ってたのも今はいい思い出です。たぶん。


というか、その内容の暗さから、「鬼切丸」で、楠桂から離れた人って多いんじゃないでしょうかね。

その後は、どちらかというと少女マンガの方に戻った印象ですし。

(「ガールズザウルス」はサンデー系だったのか。そんな印象なかったにょろ)



というわけで、昔つきあってた彼女の名前を偶然みかけたかのような(なんだそりゃ)

そんな懐かしさ甘酸っぱさも含めて、だらりと思い出を垂れ流してみました。


ええ、もちろんオチはありませんとも。


しかし、そんな前世紀の作品に、あっさりお手軽価格で触れられるブックオフ。

いろいろ毛嫌いされている企業ではありますが(そうかそうか、とか)、そーいう「温故知新」な作品に触れ合える場として、結構貴重なのかもしれませんね。


まぁ、電子ブックが普及すれば、そーいうのもなくなるのだろうとは思うのですが。

電子ブック化すれば、古本屋みたいな中抜き産業を一切排除して、コンテンツホルダーが利益を享受できる。

利益がきちんと取れれば、当然、作者にも利益の配分はいくでしょう。


紙媒体にこだわらなければ、コンテンツを抑えている側にきちんと利益がいく、いいシステムだと思うのですけどね。電子ブックって。


iPadの普及はまだ先でしょうけど、作者の人が潤う仕組みを、とっとと作ってもらいたいところです。


あれ? 意外なところに着地してしまいましたにょろ。


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この記事へのコメント
こんにちは!!(*^-^)ノ
「八神くん〜」はそういう作品だったんですかナルホド「鬼切丸」に出てくる女性がエロい筈ですね
流石に年度末でヒーハー言うてるモンですから、まだ7巻までしか読めてません。JINさんの琴線にダダ触れた話…ストーリー的には高橋留美子センセの「人魚の森」シリーズの"人魚は笑わない"に似てますね…がドコで出てくるか楽しみです

楠センセのブログ拝読しました。
…確かに大変なコトが続いてた様ですね。
でも、ソレをただツラいだけで終わらせず作品化、表現者として世に問う、難病と闘う!!と云う姿勢を尊く思います。

JINさん、楠センセのブログをお教え頂いたコト、感謝します!!
<(_ _)>
Posted by 昼間に出てもバンデル星人 at 2010年03月31日 14:18
>>昼間に出てもバンデル星人 さん

ども、こんにちわです。JINです。コメント、ありがとうございます。

本日から新年度に替わりましたが、作業見通しは如何でしょうか。

年度が替われば、それはそれで作業が出てきてコンニチワ(死ギャグ)状態だと思われますが、そんなときは、ヤマヒロさんの頭と笑顔で癒されていただきたいところです。

わたしは水曜アンカーしかチェックしていないのですが、最近は、あの青山さんですら、番組最後で和むような表情を見せるようになったりと、ヤマヒロさんの癒しパワーの強さを感じていますw


「八神くん」は、「同年代にしか見えない母親」「マザコンを前面に押し出す主人公」「女性作家なのに下ネタ満載」と、当時かなり画期的なかんじだった記憶があります。

最初の数巻と最後だけチェックすれば事足りますので、手が空いた時に、まんが喫茶あたりでチェックしていただきたい作品です。

GETするには、たぶんギャグが年代的にツラいので正直オススメはしかねるのですが<ヒドい言い草。

「鬼切丸」のエピソードは、おねーちゃんが肉を食う以外は、ほとんど違っているかもしれません。

記憶では、比較的最初のほうに出てきた、と思っていたのですが、そのあたりからして記憶が曖昧になっています。虎眼先生と呼んでください。


中の人のブログも見ていただいたのですね。

個人的には、人生いろいろ、と同時に、それを表現せずにはいられない、サガのようなものを感じてしまったりもしています。

良くも悪くも表現者、といいましょうか。

よき伴侶に恵まれていらっしゃるようですので、そのあたりは安心です。って、何目線なのかわかりませんが。


と、gdgdなかんじではありますが、これからもよろしくお願いいたします~
Posted by JIN@arahoushiJIN@arahoushi at 2010年04月01日 11:33
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